9月30日、東京都新宿区のエプソンイメージングギャラリー『エプサイト』で、日本レース写真家協会(JRPA)の写真展『FASTEST LAP』開催記念パーティが行われ、モータースポーツ関係者や写真業界の関係者が訪れた。
この写真展『FASTEST LAP』は、F1やスーパーGTなど数多くのレースを1983年から応援しているエプソンのモータースポーツでの活躍の軌跡を、JRPA会員たちが撮りためてきた珠玉の写真で振り返るというものだ。エプソンはF1では中嶋悟へのサポートをはじめ、現在ではメルセデスAMGペトロナスをサポート。国内ではスーパーGT、スーパーフォーミュラに参戦するNAKAJIMA RACINGでおなじみだ。
9月22日から開催されている写真展だが、この日のパーティには改めて多くの関係者が訪れ、会員たちによる64点の作品を観覧した。展示作品は最新のデジタル機器を完備したエプサイトのクリエイティブルーム『プライベートラボ』を使用し、エプソン・ウルトラクロームK3インク搭載のエプソンプロセレクション『SC-PX3V』、ウルトラクロームインクを搭載した『SC-P20050シリーズ』が使われ、フィルムで撮影された1983年当時の写真も最新の技術で鮮明にプリントされている。
パーティには、スーパーGTをともに戦うEpson NAKAJIMA RACINGの中嶋悟総監督、そしてドライバーとして戦う中嶋大祐のふたりも訪れた。
「もう30年以上に渡ってエプソンさんとともに戦ってきましたが、戦いはじめた頃のシミのない自分の写真もあり(笑)、非常に懐かしく、エプソンさん、そして写真を撮り続けてきたJRPA会員の皆さんに感謝しています」とひとつひとつの作品に目を通した中嶋総監督は語った。
「エプソンさんから『最近の表彰台の写真がない』とも言われチクリときましたが(苦笑)、(スーパーGT第7戦)タイから写真を送って、ここに飾りたいと思います」
また、趣味で写真を撮っている大祐も「とくに父が若い頃の写真は雑誌等で多く見ていましたが、ここまで大きく、鮮明に写っている写真を観るのは初めてなので、改めて昔の父を知ることができました」と語った。
日本レース写真家協会写真展『FASTEST LAP』は、10月13日(木)までエプサイトで開催されている(日曜休館/祝日は開館。10:30~18:00※最終日は15時まで)。入場は無料だ。