2016年F1マレーシアGPの金曜プラクティスで、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは5位/7位、ジェンソン・バトンは10位/10位だった。ホンダは、アロンソのパワーユニットにアップデートを導入、テストを行っている。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ホンダF1プロジェクト総責任者 長谷川祐介
気温と湿度がとても高い一日でした。今日のフリープラクティスでは、いくつか小さな妨げがありました。ピットレーンでの火災により、予期せぬ赤旗が出ましたし、私たちのマシンにセンサーの問題が発生しました。そんななか、明日の予選に向けて予定どおり空力、タイヤ、セットアップの確認ができたので満足しています。
ホンダがマレーシアに持ち込んだパワーユニットのアップデートは、ICEの周辺パーツの軽量化を図り、耐久性を増すことに集中したものです。それはパフォーマンスの助けになりますが、明白な向上につながるものではありません。
それでも両セッションとも非常にスムーズに進め、ダイナモでのテストでは得られない、コース走行によるデータを集めることができました。この後、データを徹底的に分析し、今後のレースでの使用に向けて、パワーユニットの準備を整えます。