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音楽の力が廃校危機の学校を救う レア・プール監督作『天使にショパンの歌声を』来年1月に公開へ

2016年09月30日 10:11  リアルサウンド

リアルサウンド

(C)2015-9294-9759 QUEBEC INC. (une filiale de Lyla Films Inc.)

 『天国の青い蝶』『翼をください』のレア・プール監督最新作『La Passion d'Augustine(原題)』が、邦題『天使にショパンの歌声を』として2017年1月14日に公開されることが決定し、あわせてポスタービジュアルも披露された。


 本作は、ケベック映画賞にて最多6部門(作品賞、監督賞、主演女優賞、助演女優賞、衣装賞、ヘアスタイリング賞)を受賞したヒューマンドラマ。ケベックの急速な近代化の影響で閉鎖の危機に直面している音楽学校を舞台に、校長のオーギュスティーヌがピアノの才能を持つ少女・アリスと出会い、音楽の力で閉鎖を阻止しようと奮闘する模様を描く。


 劇中には、ショパンの“別れの曲”、リストの“愛の夢”といった名曲から、モーツァルト、ベートーヴェンのピアノソナタ曲、さらにヴィヴァルディの合唱曲“グローリア”などの楽曲が使用されている。また、ピアノの天才・アリス役を演じるライサンダー・メナードのピアノ演奏をはじめ、アリスの親友役を演じるエリザベス・ギャニオンのアカペラなど、様々な音楽が物語を彩っている。(リアルサウンド編集部)