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愛するパートナーを失った2人を描くーートム・リン監督最新作『百日告別』公開決定

2016年09月30日 02:21  リアルサウンド

リアルサウンド

『百日告別』(c)2015 Atom Cinema Taipei Postproduction Corp. B'in Music International Lt d. All Rights Reserved

 第28回東京国際映画祭で『百日草』として上映された台湾映画『百日告別』が、2017年春に渋谷ユーロスペースで公開されることが決定した。


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 本作は、『星空』『九月に降る風』のトム・リン監督が実体験をベースに、“死=喪失”と“愛”をテーマにした人間ドラマ。玉突き事故に巻き込まれ、結婚間近の婚約者を失った心敏(シンミン)と、妊娠中の妻を失った育偉(ユーウェイ)が、悲しみを受け止められないまま、現実と向き合っていく模様を描く。


 『シルク』のカリーナ・ラムが結婚・育児休業後の復帰作として心敏(シンミン)役、台湾のロックバンドMaydayのギタリスト・STONE(石頭)ことシー・チンハンが育偉(ユーウェイ)役をそれぞれ演じる。そのほか、『セデック・バレ』のマー・ジーシアン、『モンガに散る』のアリス・クーらが共演に名を連ねる。(リアルサウンド編集部)