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ヘビ、赤ちゃんレイヨウを飲み込んで死亡 時にはこんなアクシデントも(印)

2016年09月29日 20:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

レイヨウを飲み込んだヘビが死ぬ(出典:http://www.tribuneindia.com)
ウマかヤギか、はたまたウシかと人によって異なる印象を語るレイヨウという哺乳動物。さすがに大きすぎたのか、それとも何か重大な問題が発生したのか、レイヨウを飲み込んだヘビが死んでしまう様子がインドで捉えられた。『tribuneindia.com』が伝えている。

「アンテロープ」とも呼ばれ、ウシ科であるものの四肢はウマのごとく細いレイヨウ。角を持つ(種類によってはメスでも)など首から上はシカにも似ている。そんなレイヨウを飲み込んだニシキヘビが動けなくなり死んでしまう様子がこのほどインド西部のグジャラート州ジュナーガド地区で捉えられ、珍しいと専門家らの関心を集めている。

現場はバリアヴァド村の道路で「Gir National Park and Wildlife Sanctuary」という野生動物保護区からも近い。グジャラート州森林保護局の職員が現場に向かい調査にあたったところ、必死に頭を動かして移動を試みたものの力尽きたニシキヘビは体長6メートル。腹に収めたレイヨウは赤ちゃんのサイズであるという。

本来は自身の体重をはるかに超える巨大な動物を飲み込んでも、数日から数週間という長い時間かけてゆっくりと消化していくニシキヘビ。赤ちゃんレイヨウの消化がうまくなされればこの先数か月も生きていけたはずだが、そのヘビの消化器粘膜には嚥下の際に負ったとみられるダメージが確認され、それが死につながったと考えられるとのこと。自然界の猛者でも避けられないアクシデントであったようだ。

出典:http://www.tribuneindia.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)