ホンダは9月29日から開催されているパリモーターショーで、10代目ボディの新型シビック・タイプRのプロトタイプを世界初公開した。
シビックは2015年のニューヨークショーで10代目が公開され、セダン、クーペ、ハッチバックという共通のプラットフォームを用いたバリエーションが公開されていたが、そこに“最強”の1台、タイプRが加えられることになった。
セダン、クーペ、ハッチバックとともに開発されたという10代目は、現行のタイプRの特徴的なロー&ワイドなスタイリングをベースに、さらにアグレッシブで精悍さが際立つデザインを実現したという。
なお、このシビック・タイプRはハッチバックとともにホンダUKで生産される予定で、今後はヨーロッパのみならず、北米への輸出も予定されているという。
今回のパリショーでは、同時にハッチバックモデルも公開された。ハッチバックは空力特性を活かしたスポーティーなデザインに加え、優れた燃費性能の1.5リッター直噴VTECターボを搭載し、パワフルで快適なドライビングをもたらすとしている。
現在WTCC世界ツーリングカー選手権では9代目タイプRボディのマシンが参戦しているが、今後新型タイプRボディの登場も大いにあり得そうだ。