1983年から33年間に渡り、F3マカオグランプリにコントロールタイヤを供給してきたヨコハマタイヤが、同大会のタイヤサプライヤーを離れることとなった。
この決定は28日、FIAが開催した世界モータースポーツ評議会(WMSC)で下されたもの。FIAはマカオグランプリへの関与を強めており、今月初めには長らくマカオグランプリを主導してきたバリー・ブランドが運営から離れていた。
今年11月17~20日開催の同大会では、F1でタイヤサプライヤーを務めているピレリがタイヤを供給する。
FIAは今回のタイヤ供給契約更新に際し、ヨコハマとピレリ、そしてヨーロッパF3でタイヤサプライヤーを務めるハンコックタイヤの3社と交渉を進めていたとみられ、最終的にヨコハマとピレリが契約を争う形となったようだ。