2016年09月28日 17:11 リアルサウンド
宮沢りえ主演作『湯を沸かすほどの熱い愛』より、オダギリジョーと松坂桃李にスポットを当てた新場面写真とメイキング映像が公開された。
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本作は、自主制作映画『チチを撮りに』の中野量太監督が“死にゆく母と、残される家族の愛と絆”という普遍的なテーマを描く人間ドラマ。余命を宣告される母親・双葉を宮沢りえが演じ、双葉の娘を杉咲花、双葉のダメな夫をオダギリジョー、双葉と出会い人生を見つめ直す青年を松坂桃李がそれぞれ演じている。
公開されたのは、幸野家の父・一浩(オダギリジョー)と拓海(松坂桃李)が“幸の湯”の釜場にて、汗を流し薪をくべるシーンが収められている。栃木県・足利市に実在する“花の湯”で撮影されたメイキング映像には、薪をくべる松坂桃李のもとへ優しい笑みを浮かべながら近づくオダギリ・ジョーの姿が収められている。
中野監督は、撮影時の様子について「炉の前は想像よりもはるかに熱く、カメラマンがのぼせてしまうほどだった」と撮影時を様子を明かし、そんな過酷な現場の中でも「オダギリさん、松坂さんは二人とも、子どもの火遊びではないけれど、火を焚くのがとても楽しそうで、(火を焚くのは)人間の本能なのか、演技指導はほとんどなく自然な芝居が出来ていた」と振り返った。 (リアルサウンド編集部)