古今東西を問わず、道路沿いに暮らす人々にとっては騒音や粉じんのほかにゴミのポイ捨て問題も悩みの種となっている。そんななか米バージニア州ではある住民が意外な姿でその問題に立ち向かい、評判となっているもようだ。
バージニア州モントゴメリー郡のブラックスバーグに暮らすヘンリー・ワクリーさん。家の前が高速道路だといい、まさにボランティアとしてドライバーがポイと捨てるゴミを約2.4kmにわたり拾う日々を送っていた。だがいい加減イライラが募った彼はポイ捨ての面白い撃退方法を思いついたという。
普通にゴミを拾っていてもドライバーは何も感じてくれない。だったら不気味な存在である
“ダース・ベイダー”の姿でやってみようとヘンリーさんは考えたのだ。注目を引くだけでもゴミ捨ては迷惑行為だと感じてもらえるであろう。また窓から捨てたゴミをドライバーがバックミラーでチラっと見た時、もしもそこにダース・ベイダーがいて自分を睨み付けてきたら恐ろしくてすくみ上がるに違いない。
NBC系列のメディア『WSL-TV』の取材を受けたヘンリーさんは、「そもそもコスプレで人々を楽しませることが大好きなんです。善良な人々にはそれで笑いを届けたいし、手を振ってくれたり、写真を撮るために車を停めるドライバーもいるんですよ」と答えるなど、このアイデアにとても満足している様子だ。
出典:http://www.nbclosangeles.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)