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桑田佳祐、新シングル『君への手紙』を“いいふみの日”に発売決定 年越しライブも開催へ

2016年09月27日 04:01  リアルサウンド

リアルサウンド

桑田佳祐

 桑田佳祐が、ニューシングル『君への手紙』を発売することを発表した。


 発売日は、タイトルの“手紙”にちなみ、“いいふみの日”の11月23日に決定。表題曲である「君への手紙」は、生ギター一本で始まり、60s風のビートポップ・フレイバーがメロディに漂う、クールでスイートなロッカ・バラード。桑田の独白のようでいて、大切な友へと語りかけるようなメロディとメッセージがしみわたる楽曲となっている。


 桑田は、同曲が生まれた経緯について、「映画『金メダル男』の主題歌として書き下ろしました。監督であるウッチャン(内村光良)から手紙でオファーをもらったんです。だからあらすじをなぞったりするのではなく、“僕はこの映画を観て、こう感じましたよ”と “返事の手紙”を書くように作りました。手紙の書き方って、時候の挨拶から始めようと、そのあと筆がどこへ逸れようと自由じゃないですか? だから自然と、湧き上がるがままに書き連ねることで生まれた曲ですね」とコメント。


 同曲の映画とのシンクロについては、「映画とは程良い距離感で作っていたつもりが、気付けば最後にはどちらも同じゴールを目指していた。映画の主人公は、挫折してもチャレンジし続ける。挫折した後の孤独は僕にも経験があったし、だからこそ夢に向かう人にガンバレと言いたくなった」と語っている。


 さらに、サビで切々と歌い上げられる“Brother, sister, mother & father”という印象的なフレーズについては、「人はひとりでは生きられない。それが人生じゃないかなぁと思うんですよ。そりゃ“オレはなんでも出来るんだ”と、若い頃は思うものだけれど、結局は自分のこれまでを振り返っても、周りの大勢の人達に助けられてこそのものだろうしね」とコメントしている。


 また、同作品の初回限定盤は、桑田佳祐直筆による手紙が入る仕様となっており、歌詞が書かれた便箋や切手風のステッカーなどが封筒に封入されるという。


 そして、ソロとしては、2012年以来4年ぶりとなる恒例横浜アリーナでの年越しライブを開催することもあわせて発表された。タイトルは、『桑田佳祐 年越しライブ2016「ヨシ子さんへの手紙 ~悪戯な年の瀬~」 』。日程は12月27日、28日、30日、31日の4日間にわたって開催され、最終日の大晦日公演は、全国12都市でライブ・ビューイングも行われる。ライブ・ビューイングについては、シングル『君への手紙』初回限定盤のみの“年越しライブお楽しみ特典!”として参加応募券が封入される。


 なお、本日9月27日より、『君への手紙』シングルスペシャルサイトがオープン。YouTubeではスペシャルショートムービーも公開されている。(リアルサウンド編集部)