世界ツーリングカー選手権(WTCC)に参戦するホンダは、2017年も引き続き同シリーズへの参戦すると発表した。
ホンダとWTCCプロモーター、ユーロスポーツとの参戦契約は今季末までのものだったが、24日に契約を延長。来季もJASモータースポーツとタッグを組んで、WTCCへの参戦を継続する。
今季、ホンダは王者シトロエンに次ぐランキング2番手。今年からスタートしたタイムアタックバトル『MAC3』では5勝を挙げているほか、日本ラウンドでは表彰台を独占するなど速さをみせている。
ホンダ・ヨーロッパのモータースポーツマネージャーを務めるウィリアム・デ・ブラーケレールは「ホンダのクルマや価値をアピールする場として、WTCCは最適なプラットフォームだ」と語った。
「今季最終戦を迎える前に、我々が来季もWTCCに参戦することをアナウンスでき、本当に嬉しい」
「この活動を通して、国内外を問わず多くのホンダネットワークからサポートを受けてきた。彼らの貢献にも感激しているよ」
「また、我々の顧客やホンダを支持してくれる人の多くが今年の活躍に熱狂してくれている。これらを踏まえて、WTCCでの活動を延長すると決断したんだ」
ユーロスポーツ・イベンツのフランソワ・リベイロ代表も「ホンダが引き続き参戦することを喜んでいる」と歓迎のコメントを発表している。
「WTCCがマニュファクチャラー、そしてシビック・タイプRにもたらせる多くの利益が示された形だ」
「2017年のWTCCはホンダ、ボルボ・ポールスター、ラーダ・スポーツ、そしてシトロエンとの間で接戦になると予想している」