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【SF第6戦SUGO】土曜フリーで可夢偉3番手。インパルが好調ぶり発揮

2016年09月24日 10:41  AUTOSPORT web

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ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
2016年の全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦がスポーツランドSUGOで開幕。前日から好調ぶりを見せたITOCHU ENEX TEAM IMPULのうち、予選前のフリー走行でジョアオ・パオロ・デ・オリベイラがトップタイムをマークした。

 2レース制というイレギュラーなレース方式で行われた岡山大会からわずか2週間。スーパーフォーミュラの東北ラウンドが始まった。金曜日の専有走行はセッション中盤に赤旗中断、さらに終盤にもクラッシュが発生し、8分を残してセッションは終了。

 最後にアタックを行えないまま走行が終了してしまったマシンもあったが、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が2番手の中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)に対して約0.5秒の差をつけてトップタイムをマークし、オリベイラも3番手につけるなどインパル勢が調子の良さをうかがわせた。

 一夜明けたSUGOは朝から日差しは挿し込み、気温22度、路面温度24度といくらか暖かさを感じる陽気となった。ただ、夜半に雨が降ったこともあってコース上はウエットパッチが残り、ウエット宣言が出されてセッションスタートとなった。

 セッション序盤は路面状況が影響し1分7~8秒台での周回が目立ったが、日差しによりコースコンディションが回復してくるとともに全体的にタイムも上がり、開始から22分が過ぎたところでアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分6秒921と1分6秒台に入りトップタイムをマーク。

 これをオリベイラが1分6秒827で逆転すると、さらにベルトラン・バゲット(NAKAJIMA RACING)が1分6秒827でさらにトップタイムを塗り替えた。

 セッションの折り返し地点を迎えるとコースもほぼ乾いたようで、各車ベストタイムの更新が見られるようになった。ここでロッテラーが1分6秒007と、それまでの自己ベストタイムを約0.5秒縮めてトップに。しかし、関口が1分6秒051とさらに大きくトップタイムを更新した。

 セッション終盤には予選アタックのシミュレーションも予想されたが、予選に向けてニュータイヤを温存するチームもあったようで、大きなタイム更新はそれほどなかった。

 残り12分でオリベイラが1分05秒668をマークし、これが最終的なセッショントップタイムに。2番手には1分5秒856で一貴、3番手には小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS)が入り、ロッテラー、中山雄一(KCMG)までの上位5台が1分5秒台に入っている。

 ノックアウト形式の公式予選は、このあと13時からスタートする。