フランスのオンローク・オートモーティブは9月23日、2017年のLMP2規定に準拠したニューマシン『リジェJSP2 17』を公開した。
2017年からWEC世界耐久選手権、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ等のカテゴリーで使用されるLMP2は4マニュファクチャラーが選定され、ワンメイクのギブソン製GK428・4リッターV8エンジンが使用される。
そのマニュファクチャラーのひとつとして選ばれたフランスのオンローク・オートモーティブは、LMP2向けにこれまでモーガン、そしてリジェというブランドでシャシーをリリースしてきたが、伝統ある“リジェ”の名を冠した新シャシーを発表した。
かつてリジェを率いてきたギ・リジェの親友であるジョー・シュレッサーのイニシャルを冠したJSP2 17は、新エンジンに対応しラジエターへの空気流量の確保、前後ブレーキのクーリング、空力の進歩、ドライバーの快適性の向上やエアクーリングの改善、さらにLMP1譲りのパワステ等、多くの新機軸が導入されているという。