MotoGP第14戦アラゴンGP、MotoGPクラスは、スペインのモーターランド・アラゴンで1日目の2回のフリー走行を行い、ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)が1分48秒429で初日総合トップに立った。
MotoGPクラスのフリー走行1日目は午前中の1回目、午後の2回目共にドライコンディションで行われた。1回目を11番手で終えていたペドロサは、2回目のセッションでは開始13分すぎにリーダーボートのトップに立ち、終盤までトップをキープ。しかし、残り7分で1回目にトップタイムを記録していたマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がファステストを更新してトップに浮上する。しかし、ペドロサは残り2分で再びファステストを記録してトップに立つと、ラストアタックでベストラップを更新、総合トップで初日をスタートし、前戦サンマリノGPからの好調さをキープしていることを証明した。
マルケスは1分48秒494で2回目のセッション2番手、総合2番手。カル・クロッチロウ(LCRホンダ)が1分48秒510で総合3番手に続き、ホンダ勢が初日トップ3を独占した。
総合4番手に1分48秒669でバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)、ロッシは1回目2番手、2回目4番手につけている。総合5番手に1分48秒749でポル・エスパルガロ(ヤマハ・テック3)が続いたが、セッション中盤に2コーナーで転倒を喫してしまった。エスパルガロはピットに戻った後、再びコースイン、セッション終盤にベストラップを記録した。総合6番手に1分48秒886でマーベリック・ビニャーレス(スズキ)。ビニャーレスは1回目3番手、2回目6番手。ホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ)は1回目5番手、2回目7番手、2回目に記録した1分48秒914で総合7番手に。
総合8番手に1分48秒970でエクトル・バルベラ(アビンティアレーシング)が続き、ドゥカティ勢のトップタイム。総合9番手に1分49秒065でダニロ・ペトルッチ(プラマック)、総合10番手に1分49秒128でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)の順で続いた。
アレイシ・エスパルガロ(スズキ)は1分49秒177で総合11番手、アレイシもセッション中盤に2コーナーで転倒を喫してしまったがライダーにダメージはなく、ピットに戻った後、再び走行を再開した。総合12番手に1分49秒243でヨニー・エルナンデス(アスパー・チーム)、総合13番手に1分49秒298でステファン・ブラドル(アプリリア)、総合14番手に1分49秒301でアルバロ・バウティスタ(アプリリア)が続き、ミケーレ・ピロ(ドゥカティ)が1分49秒678で総合15番手。ピロはアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)の代役としてフリー走行2回目から走行開始。前戦で背骨を傷めたイアンノーネは、メディカルチェックをパスし、フリー走行1回目を走り、6番手につけていたが、背中に痛みがあり、欠場することになった。
総合16番手に1分49秒680でスコット・レディング(プラマック)、総合17番手に1分50秒113でユージン・ラバティ(アスパー・チーム)、総合18番手に1分50秒649でティト・ラバット(マークVDS)の順で続き、イギリスGPでのケガから復帰したロリス・バズ(アビンティアレーシング)は1分50秒940で総合19番手。ブラドリー・スミス(ヤマハ・テック3)の代役として3戦目となるアレックス・ロウズ(ヤマハ・テック3)はフリー走行2回目の終盤に2コーナーで転倒、1分50秒988で総合20番手に。ジャック・ミラー(マークVDS)の代役として参戦するニッキー・ヘイデン(マークVDS)は1分50秒992で総合21番手で初日を終えた。