スーパーGT500クラスでMOTUL AUTECH GT-Rをドライブするロニー・クインタレッリと、WAKO'S 4CR RC Fをドライブするアンドレア・カルダレッリが、8月24日に発生したイタリア中部地震で大きな被害を受けたイタリアのアマトリーチェを支援するべく、『PRAY FOR ITALY』というプロジェクトを立ち上げた。
長年日本でキャリアを積み、前人未踏のスーパーGT500クラスで四度のチャンピオンを獲得したクインタレッリは、2011年3月11日の東日本大震災の際、被災地支援のプロジェクトとしてチャリティ活動団体『ITALIANS for TOHOKU』を立ち上げ、さまざまな活動を行ってきた。レースでの活動、そしてこの復興支援活動が認められ、6月には母国イタリアから勲章も受章している。
そんなクインタレッリだけに、8月に発生したイタリア中部地震の際にも、強い悲しみを示していた。すぐさま同じイタリア人ドライバーのカルダレッリとともに、8月のスーパーGT第6戦鈴鹿の際に活動を開始。今回、『ITALIANS for TOHOKU』同様、地震で最も打撃を受けた町であるイタリアのアマトリーチェを支援するべく、『PRAY FOR ITALY』という名のプロジェクトを立ち上げた。
詳細はクインタレッリのホームページ(http://www.ronniequintarelli.net/special/special_003.html)に記されているが、指定された口座にて寄付金を受け付けている。なお、指定口座は『ITALIANS for TOHOKU』にも使用されているため、「このプロジェクトへの寄付につきましては、振込依頼人名のお名前の前に必ず『PFI』と追記してお振込下さるようお願い致します」とのことだ。