映画『バースデーカード』の挿入歌に銀杏BOYZの楽曲が使用されていることがわかった。
挿入歌として使用されているのは銀杏BOYZの“銀河鉄道の夜”“BABY BABY”。劇中で橋本愛演じる紀子が宮崎あおい演じる亡くなった母の故郷・小豆島を訪れ、成長していく姿が銀杏BOYZの楽曲にのせて描かれるという。また紀子と引きこもりの地元の中学生・真帆が打ち解けるきっかけとしても銀杏BOYZの音楽が登場。真帆の部屋のセットには同バンドやGOING STEADYのポスター、CDなどが飾られているという。
10月22日から公開される『バースデーカード』は、10歳の時に母・芳恵を亡くした紀子と、自分の余命を悟り、20歳の誕生日まで毎年子どもたちにバースデーカードを贈る約束をした芳恵の絆や、紀子の成長を描く作品。橋本、宮崎に加え、ユースケ・サンタマリア、須賀健太、中村蒼、谷原章介、木村多江らがキャストに名を連ねている。主題歌は岸田繁(くるり)が作曲した木村カエラの楽曲“向日葵”。
■吉田康弘監督のコメント
小豆島の片隅で引き籠る女の子の心の支えになっている音楽という設定で使用させて頂きました。彼女のように社会や学校で傷つき、殻に閉じこもった人が、音楽によって救われるという話は、日本のどこかしこにある話だと思います。銀杏BOYZの純粋性と楽曲の持つ躍動感が、橋本愛さん演じる主人公・紀子の心情と重なり、とても豊かなシーンになりました。大好きな銀杏BOYZの大好きな楽曲を劇中で使用させて頂き、大変感謝しております。