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橋本愛主演『バースデーカード』挿入歌に銀杏BOYZ 吉田監督「心の支えになっている音楽」

2016年09月23日 18:11  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2016「バースデーカード」製作委員会

 橋本愛と宮﨑あおいが娘・母役で共演する『バースデーカード』に、挿入歌として銀杏BOYZの「銀河鉄道の夜」「BABY BABY」が使用されることが発表された。


参考:映画『怒り』は“信じること”の困難を描くーー宮崎あおいの慟哭が意味するもの


 本作は、若くして亡くなった母からの手紙を軸に、家族の絆を描いた人間ドラマ。主人公の娘・紀子を橋本愛、その母親を宮崎あおいが演じるほか、父親役にユースケ・サンタマリア、弟役を須賀健太が演じる。監督は『江ノ島プリズム』の吉田康弘がメガホンをとった。


 紀子が17歳の時に母から届いたバースデーカードには、「自分の故郷を訪ねて欲しい」というお願いが書かれていた。初めて母の故郷・小豆島を訪れた高校生の紀子が様々な人に出会い、成長する姿が「銀河鉄道の夜」「BABY BABY」の曲に乗せて描かれる。紀子は小豆島で引きこもりのロック好きの女子中学生・真帆と出会う。そこで、自分の殻に閉じこもる真帆と紀子が打ち解けるきっかけとして、銀杏BOYZのファーストアルバム『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』が使用されている。本作の挿入歌に銀杏BOYZを選んだ理由について、吉田康弘監督は以下のコメントを寄せている。


■吉田康弘監督 コメント
小豆島の片隅で引き籠る女の子の心の支えになっている音楽という設定で使用させて頂きました。彼女のように社会や学校で傷つき、殻に閉じこもった人が、音楽によって救われるという話は、日本のどこかしこにある話だと思います。銀杏BOYZの純粋性と楽曲の持つ躍動感が、橋本愛さん演じる主人公・紀子の心情と重なり、とても豊かなシーンになりました。大好きな銀杏BOYZの大好きな楽曲を劇中で使用させて頂き、大変感謝しております。(リアルサウンド編集部)