トップへ

銀座4丁目交差点に文化の発信拠点、新複合施設「銀座プレイス」が開業

2016年09月23日 14:12  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

クライン ダイサム アーキテクツがデザインした外観 Image by: FASHIONSNAP
銀座4丁目交差点の一角に新複合施設「銀座プレイス(GINZA PLACE)」が、9月24日に開業する。ソニーや日産自動車のショールームのほか、イベントスペース&カフェ「コモン ギンザ(common ginza)」が入居し、オープン前日の23日に内部が公開された。

「銀座プレイス」が開業 の画像を拡大

 「銀座プレイス」の延床面積は約7,350平方メートルで、地下2階から地上11階で構成。日本の伝統工芸である「FRETWORK(透かし彫り)」をモチーフにした外観は、「代官山T-SITE」や「湘南T-SITE」を手がけた建築家ユニットのクライン ダイサム アーキテクツがデザインした。開口部に明るさと色をプログラム制御するフルカラーLED410個が導入され、夜になると時報演出として高揚感のあるライティングが楽しめる。1階エレベーターホールは左官職人の久住有生が手がけ、クラフツマンシップと上昇感が表現された。
 テナントは、ソニーや日産自動車のショールームをはじめ、「銀座ライオン」や「優雅なきもの つゞれ屋」、フレンチ料理を提供する「ティエリー・マルクス / ビストロ・マルクス(THIERRY MARX / BISTRO MARX)」、日本最大級の金製品ギャラリー「SGC銀座本店」、関西初出店の神戸牛鉄板焼レストラン「神戸プレジール銀座」などが入居。3階の「コモン ギンザ」は、カフェ・カンパニーが企画・運営する「ラモ フルータス カフェ(RAMO FRUTAS CAFE)」と電通が手がけるイベントスペース「パノラマギャラリー(PANORAMA GALLERY)」で構成され、「銀座プレイス」を開発したサッポロ不動産開発の直営により文化や技術を発信する場として展開する。開業を記念し、9月24日から10月10日までの期間は気鋭アーティストのD[di:]と越ちひろによる描き下ろしのアート作品の展示や、野宮真貴によるスペシャルライブなどを開催。9階には日本初進出となるスリランカ発のスパブランドショップ「スパ・セイロン(SPA CEYLON)」がオープンする。
 サッポロ不動産開発の生駒俊行社長は、銀座プレイスについて「商業施設ではあるが、買い物だけではなく、日本や銀座の文化と技術の発信拠点となることを目指す」と説明。今年で創業140周年を迎えたサッポロホールディングスの上條努社長兼グループCEOは「銀座プレイスで新しいサッポログループを発信していきたい」と意欲を見せている。
■銀座プレイス(GINZA PLACE)開業日:2016年9月24日(土)    ※地下1階、地下2階は8月3日先行オープンテナント:11階 神戸プレジール銀座10階 SGC銀座本店9階 SPA CEYLON7階 THIERRY MARXBISTRO MARX4-6階 ソニー ショールーム/ソニーストア 銀座   ソニーイメージングギャラリー 銀座   ソニーストア 銀座 など3階 common ginza1-2階 NISSAN CROSSING、優雅なきもの つゞれ屋地下1階-地下2階 銀座ライオン GINZA PLACE店