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WECの2017年カレンダー発表。16年同様全9戦開催。SFと3戦バッティング

2016年09月23日 11:31  AUTOSPORT web

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WEC第6戦オースティン 決勝レーススタート
WEC世界耐久選手権は22日、2017年のシリーズカレンダーを発表した。2016年シーズン同様全9戦の開催で、今季と開催地はすべて同様となっている。

 2017年シーズンのWECは、今季同様シルバーストンが開幕戦。スパ・フランコルシャンでの第2戦に続き、6月18~19日にシリーズのハイライトとなるル・マン24時間を迎える。第4戦はドイツのニュルブルクリンクで、そこからはフライアウェイ。メキシコ、アメリカと開催される。

 富士スピードウェイでの日本ラウンドは10月15日が決勝日。中国ラウンドを経て、バーレーンで最終戦となる。2016年とカレンダーの流れは同じで、開催日も大きな変動はない。

 異なるのは開幕前の合同テスト“プロローグ”で、例年フランスのポールリカールが開催地となってたが、今季はイタリアのモンツァが開催地となった。

「高いレベルで現在まで5年間、安定してシリーズを開催できることを嬉しく思う」と語るのは、ACO代表のピエール・フィヨン。

「2017年カレンダーは、我々が世界中で耐久レースの伝統を保ち続けることを意味している」

 気になる日本のビッグレースとの日程バッティングについては、スーパーGTは第2戦富士が5月3~4日、WECスパが5月4~6日という日程。その他は重なっていない。一方、全日本スーパーフォーミュラ選手権については、第1戦鈴鹿とシルバーストンが、第3戦富士とニュルブルクリンクが、第7戦鈴鹿が上海と重なっており、3戦がバッティングしている。

 現在のところ日本のレースのカレンダーは暫定であるため、今後日程の調整も大いにあり得そうだ。

WEC世界耐久選手権 2017年カレンダー
Rd.DateCourceDistanceNationalityTEST3月24~25日WECプロローグ-14月16日シルバーストン6時間イギリス25月6日スパ・フランコルシャン6時間ベルギー36月17~18日ル・マン24時間フランス47月16日ニュルブルクリンク6時間ドイツ59月3日メキシコ6時間メキシコ69月16日サーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間アメリカ710月15日富士スピードウェイ6時間日本811月5日上海国際サーキット6時間中国911月18日バーレーン6時間バーレーン