東映アニメーションとコーエーテクモゲームス ガストブランドの初タッグによる『拡張少女系トライナリー』がいよいよ始動し、9月16日(金)に試写会が開催された。会場には逢瀬つばめ役・たけだまりこらメインキャスト5名が揃ったほか、コーエー・土屋暁、東映・本川耕平の両プロデューサーも登壇。計7名での舞台挨拶となった。
盛大な拍手の中、本作でデビューするたけだの「最後までよろしくお願いします」という元気な挨拶からスタート。「全然信じられなくて不安もたくさんあった」という主役抜擢だが、つばめが背負うリュックは自身の私物がモデルだと明かし、「アニメに本当に出ていてびっくりしました」と出演に感激した様子も見せた。
キャラクターとの共通点には「ドジっ子なところですね。私、意外とドジっ子なので(笑)」とコメント。これには「全然意外じゃないよ!」というつっこみが入り、会場の笑いを誘った。
一方で、同じ質問を受けたリーダーポジション・國政綾水役の中恵光城は似ていないと返しつつ、「今日はリーダー感を出そうと思って、みんなの色をモチーフにしたリボンゴムをプレゼントしました」と告白。キャスト5人が自慢げに披露した。
続いて、担当キャラクター名の言いにくさを聞かれた八木侑紀は「ガブリエラ・ロタルィンスカです!」と見事な滑舌で自己紹介。「ツンツンしているんですけど、デレるとすごくかわいい」というキャラクター愛を垣間見せた。
また、土佐弁が特徴的な恋ヶ崎みやび役の萩原あみは「高知のお友達と電話をしながら教えてもらって覚えました」という苦労話を披露。会場の同県出身者から「完璧でした!」という声援が飛び込んだ。
そして、卯月神楽役の平山笑美は「すごくオタク」だという神楽がつばめを仲間に引き入れようとする演技について語り、「アフレコしていてすごく楽しかった」という秘話を明かした。
アニメ初お披露目となった本作について、本川は「キャラクターのかわいさとガジェット(武器)のかっこよさはもちろん、土屋プロデューサーしか生み出せない世界観の絡み方に注目していただきたい」と紹介。
対する土屋は「プレイヤーのみなさんと視聴者の皆さんが共感できる世界観と、実際の現実にいるような女の子を描きたかった」と語り、両社・両名の熱い思いをにじませた。
最後は「今日初めて第1話を見てワクワク、ドキドキ、ハラハラしました」と言うたけだが「『拡張少女系トライナリー』を「トライナリー」と覚えて、ぜひ拡張(拡散)してください!よろしくお願いします」と呼び掛け、舞台挨拶は幕を下ろした。
「アニメとゲームのかつてない融合」を標榜しスタートした本作。今後の展開に注目したい。
『拡張少女系トライナリー』
2016年内 配信予定
(C)コーエーテクモゲームス・東映アニメーション