世界耐久2016年シーズンの最終戦を終えて1カ月も経たずに、新たな2016-2017シーズンがフランスのポールリカールサーキットで幕を明けた。この年をまたいだ新たなシーズンにはトリックスターとTSRという日本の名門2チームがフル参戦。耐久の本場、フランスに乗り込んだ。
予選はTSRは4番手、トリックスターは7番手。
渡辺一馬がスタートライダーを務めた決勝。20番手まで順位を落とすが、徐々にポジションを取り戻し、9番手でダミアン・カドリンにバトンを渡す。ダミアンが第三走者の伊藤真一にマシンを渡して5番手までばん回。
一方、トリックスターは着実なライディングで6時間経過時点で4番手に。
何度もセーフティカーが入る荒れた展開となった24時間耐久レース。トリックスターが3位表彰台を獲得、TSRは5位でチェッカーを受け、日本チームのレベルの高さを世界に示した。