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『幸せなひとりぼっち』監督の来日決定 「常に心の中は日本への思いでいっぱいでした」

2016年09月20日 08:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『幸せなひとりぼっち』(c)Tre Vanner Produktion AB. All rights reserved.

 12月17日に公開されるスウェーデン映画『幸せなひとりぼっち』の日本公開を記念し、メガホンを取ったハンネス・ホルム監督の来日が決定した。


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 本作は、本国でスウェーデン映画史上3位の記録的大ヒットを記録し、スウェーデンのアカデミー賞と言われるゴールデン・ビートル賞で主演男優賞と観客賞を受賞、第89回アカデミー賞外国語映画賞ではスウェーデン代表に選出されたヒューマンドラマ。愛する妻を失い、哀しみにくれていたオーヴェの日常が、ある日、バルヴァネ一家が隣に引っ越してきたことにより、一変する模様を描く。『アフター・ウェディング』のロルフ・ラスゴードが主人公のオーヴェ役を演じる。


 このたび来日が決定したホルム監督は、俳優としてキャリアをスタートさせ、トロント国際映画祭で上映された『青空の背後』などの作品を手がけてきた。ホルム監督は初来日に向け、「初めての来日になりますが、初恋の相手が日系ハーフの子であったため、常に心の中は日本への思いでいっぱいでした。黒澤明監督や是枝監督など日本には素晴らしい人と素晴らしい作品が沢山あります。なので、日本に行くのがとても楽しみです。この作品は、スウェーデンでは若い方に沢山見ていただくことが出来ました。日本でも恋愛に関する映画として、若い方に多く見ていただきたいです」とコメントを寄せている。(リアルサウンド編集部)