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柳田真孝のファン交流カート大会『m+Cup 2016』は新生APGで盛況に終わる

2016年09月19日 23:21  AUTOSPORT web

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オートパラダイス御殿場で開催された『m+ Cup』には多くのファン、カーターたちが集まった。
スーパーGT500クラスでフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rをドライブする柳田真孝が、ふだんレースウイークにはなかなかできない交流の場をもとうと2015年から開催しているカート大会『m+Cup 2016』が9月19日、静岡県小山町のオートパラダイス御殿場の新コースで開催された。

 この『m+Cup』は、ふだんなかなかゆっくりと交流の時間がもてないファン向けに2015年からスタートしたもの。第1回の開催もオートパラダイス御殿場(APG)だったが、9月1日から場所も移転し、富士スピードウェイの近くにリニューアルオープン。第2回は真新しいコースでの開催となった。

 新たなAPGに集ったのは、柳田のファンやアマチュアカーターたち23組。初心者や女性も多かったが、午前8時30分からの走行前には、柳田、そしてスタッフからていねいにルールやフラッグの説明がなされた。

 台風16号の影響でこの日の小山町は曇り空。ただ、走行開始時点では心配された雨はほぼ降っておらず、練習走行、そしてひとり7周×4ヒートのスプリント、そして1.5時間の耐久のスタートまでは、ほぼドライに近い状況で進んでいった。

 しかし、耐久レースの途中から小雨が降り出してしまい、スリックのままウエット路面での走行を強いられてしまった。ただスピン等は多かったものの、幸い大きな事故なく走行終了。参加したメンバーが一様に笑顔を浮かべていたのが印象的だった。

 レースの後は4ヒートのスプリント、そして耐久でのポイントを加算した成績での表彰式、そしてバーベキュー大会に舌鼓をうつことに。また、参加者には柳田のレース活動をサポートするヨコハマやS Road、王子サーモン、ケンウッド、エンドレス、ブリッド、BBS、Swift、SEVなどさまざまな企業から寄せられた賞品が渡されたほか、ケンウッドのヘッドフォンやBBSのチェア等、豪華アイテムのプレゼント大会も行われた。

 イベント終盤にはマーチNISMOを使って柳田が同乗走行を行ったが、この頃にはかなり雨が本降りに。しかしすべてのイベントが終わってからも、柳田はピット内でこの日訪れたファンひとりひとりに声をかけ、サインも最後までずっと応じていた。ファンにとっても柳田自身にとっても貴重なひとときになったようだ。