酒類の無断持ち込みで大喧嘩　中国人旅行客8名、韓国の飲食店で店主らに暴行

韓国自慢の海のリゾート地、済州島で中国人旅行客が大暴れして逮捕された。飲食店の店主ほか従業員に殴る蹴るの暴行を働いたという。

男6名、女2名の中国人観光客が逮捕されたのは、韓国でも大人気のリゾート地である済州島で10日夜のこと。韓国のメディア『Yonhap News Agency』が伝えているところによれば、8名は53歳の店主（Ahnさんとだけ発表）と3名の従業員に激しい暴行を加えており、その様子は通行人が撮影した動画でも確認されている。



地元警察の発表によれば、発端は中国人旅行客が外から酒類を持ち込んだことにあった。Ahnさんが注意したところ「ではよその店に行く」と言って彼らは立ち上がり、そこに注文された料理が運ばれてきた。その代金を払えと迫る店主に払わないと言って出ようとする客。口論が激化すると客の1人はビール瓶でAhnさんの頭を殴り、そこにAhnさんの息子を含む従業員3名が加わり、大乱闘となった。Ahnさんは頭に重傷を負って病院に搬送されている。

地元警察は中国人旅行客全員を逮捕した後に3名を釈放したが、彼らもすべての調査が終了するまで島を出ることは禁じられている。ほかの5名は留置場で処分を待っており、おそらく罰金刑を言い渡される可能性が高いという。このニュースに反中国派の韓国人は怒りを爆発させていたが、その後、被害に遭った店主らも在韓中国人であったことが判明している。

済州島には毎年大変な数の中国人観光客が訪れており、彼らのやりたい放題の蛮行や犯罪行為には目を覆うものがあるとのこと。地元の人がたびたび警察に通報するため、覆面警察官が巡回するようになっているという。

出典：http://shanghaiist.com
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）