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C・プラマー、M・ランドーが“老けメイク”に挑戦? 『手紙は憶えている』新場面写真公開へ

2016年09月19日 15:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2014, Remember Productions Inc.

 10月28日より公開される『手紙は憶えている』より、新場面写真が公開された。


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 本作は、『エキゾチカ』『白い沈黙』の名匠アトム・エゴヤン監督によるサスペンス劇。70年前に起きたアウシュビッツのホロコーストを背景に、老人の人生の最期をかけた復讐を描く。


 主人公ゼヴを演じるのは、『人生はビギナーズ』で史上最高齢でのアカデミー賞助演男優賞を受賞したクリストファー・プラマー。ゼヴの友人・マックスを、『エド・ウッド』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したマーティン・ランドーが演じる。ほかに、ブルーノ・ガンツ、ユルゲン・プロホノフ、ハインツ・リーフェン、ヘンリー・ツェニー、ディーン・ノリスらが脇を固める。


 このたび公開された場面写真では、“老けメイク”に挑戦し90歳の役を演じた、86歳のクリストファー・プラマー、88歳のマーティン・ランドーが映し出されている。より自然な肌に見せるため、上質な長い筆を使い、ひとつひとつ丁寧にシワを描き、その数は片頬で80本にも及んだという。


 メイクアップ・アーティストのエイドリアン・モロットは「毎朝、顔に何百本もシワを描かなくちゃいけなくて、プラマーには拷問だったかもしれない。マーティンのメイク自体はプラマーに施したものと似ているんだけど、より繊細な手つきが必要になったよ。マーティンは話し上手で、メイ クをしている最中にいろんな話をしてくれるんだ。とくに誰かが周 りにいるときに彼の話に力が入る。そういう時に身振り手振りを交えてしゃべるから、かなり気をつけないといけなかったね」とその仕事ぶりを明かした。(リアルサウンド編集部)