2016年F1シンガポールGP決勝で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは6位だった。
■レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=6位
ひどいスタートだったよ。モンツァの時ほどではないにせよ、決していいとは言えなかった。残念だね。激しくホイールスピンをさせてしまった上に、(ニコ・)ヒュルケンベルグがスピンしながら目の前を横切ったので、一瞬ブレーキを踏まざるをえず、さらに出遅れることになったんだ。
その後は自分より遅いクルマの背後から抜け出せず、そうこうしているうちに、ほんの3、4周でタイヤが完全にダメになってしまった。
かなり激しいバトルも何度かあって、それはそれで楽しかったけど、とにかくここではオーバーテイクが難しいから、なかなか抜け出せなかった。
ダニール(・クビアト)とは、ずいぶん激しくやりあったね。でも、一度も接触がなかったのはいいことだ。
オーバーテイクは好きなんだけど、本来いるべきポジションを争っているわけではないから、あまり楽しくはなかったよ。マレーシアでは、もっといいレースができるようにしたい。まずは、望ましい形でスタートができるようにすることが重要で、そこに努力を集中する必要がある。
(トロロッソはクビアトに譲るよう指示するべきだったと思うかと、Crash.netに聞かれ)それは命令すべきことじゃないと思う。僕が自力で抜かなければならないんだ。それに楽しかったよ。争うポジションが残念だったけどね。