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ハミルトン、ランク首位から陥落「ブレーキに苦しみ、優勝狙えなかった」:メルセデス シンガポール日曜

2016年09月19日 07:11  AUTOSPORT web

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2016年第15戦シンガポールGP ニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトン
2016年F1シンガポールGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは3位だった。

■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 決勝=3位
 難しい一日、難しい週末だった。一時は表彰台すら逃すかもしれないと思った。でも幸いそうはならなかった。

 スタートはまずまずだった。順位を落とさなかったからよかった。前回のことを考えるとね。でもセーフティカーが戻った後、苦労し始めた。レースの間、ほとんどの時間、ブレーキの温度が危険なレベルに近づいていたので、冷やすためにペースを抑えながら走らなければならなかった。一度、ミスをしてワイドになってしまい、キミ(・ライコネン)に抜かれた。でも幸いマシンが軽くなってくると、温度を抑えることができるようになり、フレッシュタイヤを履いてプッシュできた。そしてピットストップを使ってキミを抜き返した。

 ペースと戦略には問題はなかった。すべてはブレーキだ。スタートの時点から、首位グループがどんどん遠ざかっていくのを見ているしかなかった。だから今日はよくても2位までしかいけなかっただろう。もしこれがシーズンの中で最悪の週末だというなら、受け入れられる。

 こういうことが起こると自分が試される。今は次のレースを楽しみにしている。次に挑戦できるチャンスをね。強力な週末を何度か送って、目指す位置に戻る必要がある。


(ポイントリーダーの座を失い、ニコ・ロズベルグに8点の遅れをとることになり心配かと聞かれ)確かに去年の今頃とは状況がかなり違うけれど、今年はいろいろありながらも、今も戦いに加わっている。まだ先は長い。これからも全力を尽くしていくよ。