2016年F1シンガポールGPの土曜予選で、ハースF1のロマン・グロージャンは15位、エステバン・グティエレスは14位だった。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 予選=15位
何が起きているのか、本当に分からないんだ。昨日は問題を抱えて苦しんでおり、スピンし、クラッシュした。そして今日(の予選Q2で)、同じことが起きてしまった。
2日の間に同じことを繰り返すなんて、僕のドライビングスタイルではない。何かが正しい状態じゃない。原因を突き止めるため分析する必要がある。問題を解決しようと努力している。予選だから200パーセントの力でプッシュしていた。本当におかしな週末だ。
(金曜、土曜と続けて2回クラッシュし)クルマを信頼する気持ちがほぼゼロになってしまっている。一度は高速でスピンし、次はブレーキング時にスピンした。どうやったら自信を持って走れるんだ?
ここで走り始めてからずっと、マシンの感触がおかしい。いくつもいくつも違うセットアップを試しているのに。2日間に2回ウォールに突っ込むなんて普通じゃない。今、何が起きているのか理解できない。
モノコックに問題があるという感じはしない。全部のコーナーでおかしいわけじゃないからだ。いくつか問題ないところもあるけど、その次のコーナーがだめだったりする。(それがランダムで)周によってターン3だったり、ターン10だったり、ターン22だったりする。毎回同じ場所で同じ問題が出るわけじゃないんだ。
エステバン・グティエレス 予選=14位
FP3でマシンバランスがかなり向上した。いくつかのものの評価を行い、空力パッケージのアップデートに関して、いい妥協点を見つけることができた。
予選にはすごくがっかりした。チャンスがあったのに(イエローフラッグのせいで)逃したんだ。そのラップに向けて準備を整えていたから、ちゃんと走り切ることができれば、Q3進出をかけて戦うチャンスは十分あったと信じている。今日は本当についてなかった。でもラップの序盤はいい感触だったから、それを明日のレースで生かせると思う。