2016年F1シンガポールGPの土曜予選で、トロロッソのダニール・クビアトは7位、カルロス・サインツJr.は6位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
ダニール・クビアト 予選=7位
今日はとても好調だった。最後のラップにはとてもいい感触を持てた。Q3に新品ウルトラソフトタイヤが1セットしか残っていなかったけれど、堅実なパフォーマンスを発揮できた。7位は満足できる結果だよ。
最後のラップでマシンが一番いい状態というのはいいものだね。いるべき位置に戻って来たことを確認できて心強い。ここでは僕らは戦える。明日もいいレースができるよう、祈っているよ。
長いレースの中で何が起こるか分からない。我慢強く努力し続け、訪れるチャンスを逃さないようにしなければ。いい状態だから気分もいい。あとは、今日の結果を最大限に活用すればいいんだ。
カルロス・サインツJr. 予選=6位
すごくいい一日だったよ! 今日の予選には満足していいと思う。苦しいレースがしばらく続いた後で、僕ら本来の位置に戻り、トップ6を争うことができた。フォース・インディアをコンマ5秒くらい引き離したというのは誇りに思える結果だよ。
でも、見た目ほど楽ではなかったんだ。Q2ではFIAの計量に呼ばれて止まらなければならず、その後、エンジンがかからず、Q2の2回目のランを走れず……。そんな感じで、リズムに乗るのがかなり大変だった。でも最終的にはQ3に進み、ウルトラソフトで2周続けて走り、大事なタイミングでいいラップタイムを出すことができた。
この結果はチームにとって大きな後押しになる。僕らにはいいレースができるだけのペースがあるはずだから、自信を持っていいよ!
僕のキャリアの中で予選セッションに関してはベストといってもいい出来だった。今日は笑顔で眠りにつくことができる。