2016年F1シンガポールGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは13位だった。バトンはセルジオ・ペレスのグリッド降格ペナルティにより12番グリッドからスタートする予定。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ジェンソン・バトン 予選=13位
予選までは本当に厳しかった。でもマシンにいくつか変更を加え、今日の夜には感触がとてもよくなった。セットアップ変更をいくつかしたところ、自信を持って走れる状態になり、予選ではマシンの力を最大限に引き出すことができた。
でもQ2最後の走行で、ターン14出口でワイドになり、ウォールに軽く当たってしまった。その衝撃で左リヤタイヤがパンクしたんだ。僕の責任だ。
今日は間違いなくQ3に進めた。Q2最後のラップは、タイヤがパンクするまでは、フェルナンド(・アロンソ)とほぼ同じタイムだったんだ。
僕らのロングランペースを見ると、レースでは苦労しそうだ。でもセーフティカーが出動して変動があるだろうから、何が起きてもおかしくないよ。
今週末はここで何人もウォールにヒットしながら無事に済んでいるのに、僕だけがパンクした。本当に軽く当たっただけだった。少し限界を越えたけれど、無事にしのげると思った。でもだめだったね。
週末を通してマシンにかなり苦労してきたが、予選でやっとしっくりくるようになった。フェルナンドと比較してもペースはよかった。
余裕でQ3に進めたはずだ。でもラップを走り切らなければタイムは出せない。走り切れなかったのだから仕方ない。
トロロッソとフォース・インディアはロングランペースがかなり強力だ。でも路面のグリップが上がっていけば、僕らのペースももっとよくなっていくと思う。