2016年F1シンガポールGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは9位、ジェンソン・バトンは13位だった。
バトンはQ2最後のフライングラップでウォールに軽く当たり、左リヤタイヤがパンク、マシンを止める結果になった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
レーシングディレクター エリック・ブーリエ
昨日、問題を抱えていたことを考えると、今日はうまく挽回できたと思う。2台ともまずまずのグリップレベルを得て、ハンドリングバランスも向上した。エンジニアたちは夜から今日の早い段階にかけて、大きな問題なく落ち着いて仕事をやり遂げた。成果を挙げた彼らに「ブラボー」と賛辞を贈りたい。
ジェンソンは、ターン14出口でウォールに軽くこすった後、不運にも左リヤタイヤがパンクし、その結果Q3に進出することができなかった。
フェルナンドはそういった不運な出来事はなく、Q3に進み、効率的な速いラップを走って、9位を獲得した。
明日はふたりとも路面のクリーンな側からスタートするという、小さなアドバンテージを得られる。例年どおり長く困難なナイトレースになるだろうが、ふたりは豊かな経験を活用して、ポイント獲得のため最善の仕事をすることを目指す。
当然のことながら、2台そろって入賞することが、我々の目標だ。