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運転手が運転中に携帯電話 超満員バスが橋から転落 21名死亡30名重傷(印)

2016年09月17日 18:32  Techinsight Japan

Techinsight Japan

インドで満員のバスが橋から転落、51名死傷(出典:http://timesofindia.indiatimes.com)
多数の乗客を乗せていながら携帯電話に夢中になっていたその若い運転手。前方から近づいてくる自転車に気づくのが遅れたという。悲惨な事故の話題がインド・オリッサ州から伝えられた。

『timesofindia.indiatimes.com』によれば、事故が起きたのはインド・オリッサ州アヌグル県の南東部に位置するアスマリクという村の近くで9日のこと。ブードという村からアスマリクに向けて走ってきたバスが、51名がスシ詰め状態という中でオールド・マニトリ橋から転落した。乗客21人の死亡と30人の重傷が確認されている。

乗客がアヌグル県警に話したところによれば、事故当時に運転手は携帯電話で誰かと会話をしており、子供の乗った1台の自転車が前方から近づいていることに気づくのが遅れたのか、あわててハンドルを切ったとのこと。コントロールを失ったバスは橋げたから15メートル以上も下の川原に転落した。

さらに運転手は現場から逃走。その捜索を続けた県警は11日、ビレンドラ・ベへラという30歳の男の身柄をアスマリクのある学校の付近で確保し、危険運転致死傷ほかの容疑で逮捕した。男は近くの森の中に隠れていたといい、取り調べに対しては「友人に協力してもらってアヌグル県から脱出しようと思った」「バスが落ちるとわかった瞬間、自分だけバスから飛び降りようと思った」などと身勝手な供述を繰り返しているという。

また、このバスが超満員の客を乗せていたことは同国の「自動車法(Motor Vehicles Act, 1988)」に違反するものであったとして、こちらについても当局が厳しい調査を行っている。

出典:http://timesofindia.indiatimes.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)