2016年F1シンガポールGPの金曜プラクティスで、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは13位/6位、セルジオ・ペレスは12位/11位だった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ フリー走行1=13位/2=6位
週末に向けたスタートとして、いい一日だった。プランに従って予定どおり走行し、そのラップから多くの学習ができた。
マシンに完全に満足するにはまだやるべき作業があるが、僕らはかなり競争力が高そうだ。ロングランのペースに関しては自分たちの位置はまだ分からないけれど、1ラップのペースは第一印象ではいい感じだった。
ほとんどのチームは通常、金曜日と土曜日の間に大きく前進するので、調子に乗るつもりはない。レースに向けて良い準備作業ができたので、明日の午前中には焦点を予選に切り替え、さらに作業を進める。
セルジオ・ペレス フリー走行1=12位/2=11位
今日は、楽な走行日だったとはいえない。いくつかの問題があり、マシンに十分な自信を持つことができないでいるんだ。ストリートサーキットではあまり理想的な状態とは言えないね。問題を解決する必要がある。
僕に合った方向性を見つけ出すために今夜正しい決断を下さなければならない。2回目のプラクティスの終盤には、ロングラン走行中にブレーキに問題が発生した。スムーズなセッションを送ることができなかったね。
ベストな金曜日にならなかったとしても、まだリカバリーはできるし、良い週末にすることは可能だ。明日もいつもどおりのアプローチでいくよ。予選に向けてマシンを最高の状態にするため、引き続き集中していく。
今日はステアリングのフィードバックに問題を抱えていた。ステアリングホイールから受ける抵抗とアシスタンスに関して問題があった。主にFP2で、ウルトラソフトで走っていた時、右コーナーへの進入で感じた。少し奇妙な挙動で、それによってバランスを感じ取ることができなかった。
(土曜までに直ると思うかと聞かれ)それについてはかなり心配している。データ上では何も異常が見つかっていないんだ。この後、原因が分かるといいんだけど。ステアリングのアシスタンスかラックに何か異常があるんじゃないかと思う。
こういう問題があると、バランスを感じ取るのが難しくなる。何が起きているのか、理解しなければならない。少なくともニコはかなり好調だから、彼のデータを参考にしていきたい。