メリーランド州のお偉方が女性宅に侵入　下着泥棒で逮捕される（米）

米メリーランド州のアナランデル郡からなんとも情けない下着泥棒の話題が飛び込んできた。犯人は地位も名誉もある郡・経済開発公社のCEO。隣家に暮らす女性が気になって仕方がなかったもようだ。

下着泥棒を捕まえてみたらとんでもないお偉方だった、そんな事件が起きたのはアナランデル郡アナポリス市で9月1日のこと。あるコンドミニアムの62歳の女性が暮らす部屋で、彼女が留守中に不正侵入した1人の男がタンスの引き出しを勝手に開けて下着を探る姿を防犯カメラが捉えていた。

この事件で翌日に逮捕されたのは「アナランデル郡経済開発公社（Anne Arundel Economic Development）」の最高経営責任者（CEO）で、女性と同じフロアに暮らしているロバート・ハノンという70歳の男。女性宅では少し前にブレスレットが盗まれた形跡があり、先月から防犯カメラを設置していた。また映像からハノンは女性宅に鍵を使って侵入していることが判明。女性も大家もハノンに合鍵を渡していないことから、そのようなものをどう手に入れたのか近隣住民も不安を覚えており、さらに厳しい取り調べが行われている。

地域住民らは『WUSA9』の取材に、「まさかあの偉い方が。それは驚きました」　「恥ずかしい、情けない」　「彼は誰も知る人のいない土地に引っ越すべきですね」などと答えている。第1級から第4級までの住居不正侵入、窃盗、強盗などの容疑につき起訴され、身柄が拘置所に送られると保釈保証金は10万ドルと設定されたハノン被告。経済開発公社は最高総務責任者（CAO）であるマーク・ハーツェル氏を暫定的にCEOに昇格させたことを発表している。

出典：http://www.wusa9.com
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）