2016年F1シンガポールGPの金曜プラクティスで、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは11位/9位、ジェンソン・バトンは16位/12位だった。
FP1ではアロンソが初めてハロをテスト。その後、チームは新パーツのテストと、バランスの調整に取り組んだ。この日はふたりにトラブルが発生。バトンはFP1で燃料システムのトラブルでコース上でストップ、ピットレーンにマシンを押し戻された。FP2ではアロンソがギヤボックストラブルのため、コース脇でマシンを止めなければならなかった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
レーシングディレクター エリック・ブーリエ
プラクティスデーとして楽な一日ではなかった。ジェンソンもフェルナンドもコース上でマシンを止めなければならなかったのだ。だが幸い、どちらのトラブルも走行にはさほど影響しなかった。
また、最初のマシンバランスがこのコースに完全に適したものではないことが分かり、ドライバーふたりとエンジニアたちは調整に取り組まなければならなかった。
ここマリーナベイは、高速で過酷なサーキットであり、完璧なバランスを見つけるのは簡単なことではない。FP1とFP2にかけてコースコンディションと気温が変化するなかで戦わなければならないためなおさらだ。
今日は全体的に少し苦戦した。しかし2回のセッションの間に堅実な進歩を遂げたと考えている。明日の予選に向けて進むべき方向性は分かっている。