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シンガポールのFP2はロズベルグがトップタイム。ハミルトンにトラブル発生

2016年09月17日 00:31  AUTOSPORT web

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ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
2016年F1第15戦シンガポールGPは、9月16日(金)現地時間21時半からフリー走行2回目が行われ、メルセデスのニコ・ロズベルグがトップタイムをマークした。

 金曜日2度目の走行のセッションは気温29度、路面温度32度で開始。まずはスーパーソフトタイヤで走行を重ね始めたドライバーがタイムシートの上位に名前を刻み、ルイス・ハミルトンがトップ、レッドブルの2台がそれに続く。15分が経過したところで、ダニエル・リカルドがターン11でスピンを喫するが、ウォールへの接触はなんとか免れた。

 セッション経過30分超の時点で、ロズベルグがトップタイムを記録。フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグが5番手に浮上してきた。フリー走行1回目でタイム計測を行えなかったハースのロマン・グロージャンも走行を重ねるが、無線でブレーキバランスの著しい不調を訴えており、まだマシンに残る問題は多い模様だ。

 その無線が入った直後、グロージャンが最終コーナーでクラッシュ。リヤイングを破損してしまう。グロージャンはなんとか自力でピットに戻り、修復作業に入るが、ウルトラソフトタイヤにフラットスポットを作る結果となってしまった。

 セッションは残り15分となり、トップは変わらずロズベルグ。しかし、僚友ハミルトンのマシンに油圧関係の小さなトラブルが見つかり、わずか10周で走行を切り上げてしまう。この時間帯に各車ウルトラソフトタイヤでロングランのテストを行うが、タイムの落ち込み、摩耗の進行は予想以上に少なく、決勝レースでも充分に機能しそうだ。

 その後、セッション終了までロズベルグがトップをキープし続け、以下ライコネン、フェルスタッペン、リカルド、ベッテル、ヒュルケンベルグ、ハミルトン、サインツ、アロンソ、クビアトがトップ10となった。

 なお、アロンソはチェッカー直後にギアボックスのトラブルを無線で訴え、コース上にマシンを止めている。

 フリー走行3回目は、9月17日(土)18時(日本時間19時)に開始される。