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『縄文族 JOMON TRIBE』展、謎多き原始日本のタトゥーを「復興」

2016年09月16日 11:01  CINRA.NET

CINRA.NET

『縄文族 JOMON TRIBE』イメージビジュアル
展覧会『縄文族 JOMON TRIBE』が本日9月16日から東京・阿佐ヶ谷のTAV GALLERYで開催される。

『縄文族』は大島托とケロッピー前田によるアートプロジェクト。大島はインドやボルネオなど世界各地の民族を訪問し、現地のデザインを取り入れながら制作を行なうタトゥーアーティストだ。前田はフォトジャーナリストとして、雑誌『BURST』などで世界のアンダーグラウンドカルチャーを紹介してきたほか、アーティスト、キュレーターとしても活動している。

同展では縄文時代の文様を参照してデザインされたタトゥーを公開。未だ解明されない点の多い縄文人のタトゥー文化を、現代に呼び起こす試みだという。なお期間中には、パフォーマンスや文化人類学者らをゲストに迎えたトークイベントなども予定されている。詳細はTAV GALLERYのオフィシャルサイトで確認しよう。

■ケロッピー前田のコメント
『縄文族』とは、タトゥーアーティストの大島托とフォトグラファーのケロッピー前田によるアートプロジェクトである。このプロジェクトは縄文の文様を抽出し現代的なタトゥーデザインとして身体に刻むことで、人類の原始的な精神が21世紀を生き抜くためのアイデンティティとなり得ることを示している。これは日本における「モダン・プリミティブズ(現代の原始人)」の実践である。