石ノ森章太郎の代表作『サイボーグ009』の映像化50周年を記念したフル3DCGアニメ『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』は、11月25日に2週間限定の劇場公開がスタートする。このたび、本作の主題歌がMONKEY MAJIKの書き下ろし新曲「A.I am Human」に決定した。
MONKEY MAJIKは2006年にメジャーデビューした4ピースロック・バンドである。新曲「A.I am Human」は国籍を越えて固い絆で結ばれたサイボーグ戦士たちが、平和のために闘うという本作の世界観をイメージして制作された。
主題歌への起用について、MONKEY MAJIKは「自分たちが生まれる前から続く大作アニメ『サイボーグ009』の最新作の主題歌を制作できるなど想像もしていませんでした。僕たちMONKEY MAJIKは宮城を拠点に活動をしていますが、作者・石ノ森章太郎先生は同郷であり、宮城の誇りでいらっしゃいます。先生の作品に対しては特別な想いを抱いており、世界中から愛されるこの作品に携われることを、とても光栄に思っています」と感激のコメントを寄せている。
「A.I am Human」という題名については「作品を全て拝見し、人の心とサイボーグの身体を持つ主人公の葛藤、ゆえに抱く正義や愛を感じていました。その狭間に抱く想いをA.I.(=サイボーグ) am Human(=人間)として、タイトルに託しました」とその理由を明かす。
さらにメロディについては「世界を救うために立ち上がるスーパーヒーローの力強さ、疾走感を感じられる仕上がりにしたいと思っていました。また、世代を超えて長年愛されるアニメですので、ブレイクポイントとサビに、70~80年代らしいノスタルジックな要素を入れました」と様々な想いが込められているようだ。