三谷幸喜作・演出の舞台『エノケソ一代記』が、11月27日から東京・三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで上演される。
三谷による書き下ろしの新作戯曲となる『エノケソ一代記』は、戦後全国各地に出現したとされる「エノケン」こと榎本健一の偽者をモチーフにした作品。「エノケン」に憧れた無名の喜劇役者「エノケソ」と、彼を支え続けた妻の二人三脚の物語を描く。
エノケソ役に市川猿之助、エノケソの妻役に吉田羊がキャスティング。共演者には浅野和之、山中崇、水上京香、春海四方、さらに俳優として演劇舞台に出演するのは1992年に上演された自作『Vamp show』以来、約24年ぶりとなる三谷が名を連ねている。チケットの一般販売は10月15日からスタート。