スーパーGT300クラスにTeam TAISAN SARDから参戦していた密山祥吾が、自身が運営するチューニングショップ・アデナゥのホームページ内で、チームから離れる決断をしたと発表した。
今季、スーパーGT界の名門であるタイサンとサードがコラボする形で生まれたTeam TAISAN SARD。第2戦からは新型のアウディR8 LMSを投入し、豊富な経験をもつ密山と、ポルシェカレラカップ ジャパン王者の元嶋佑弥というコンビで参戦し、第5戦富士で貴重なポイントも獲得していた。
そんなTeam TAISAN SARDは、マシンメンテナンスをアデナゥが担当する形でここまでシリーズを戦ってきたが、「チーム諸事情や私側の様々な観点から」密山側からチームを離脱することになったという。密山は今季ドライビングだけでなく、メンテナンスやセットアップを含めさまざまな形でチームを支えてきたものの、“諸事情”のための苦渋の決断だったようだ。
「今回の決断に一切の後悔もございませんし、これからも大好きなレース活動を一生懸命続けていきたいと考えております」と密山。
今回の密山の離脱により、Team TAISAN SARDの参戦体制等が今後どうなるのかはまだ明かされていない。