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エクレストンが選ぶF1史上最強ドライバー。一番のお気に入りも明かす

2016年09月14日 17:21  AUTOSPORT web

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1988年オーストラリアGP アラン・プロストとアイルトン・セナ
F1の商業面を取り仕切るバーニー・エクレストンが、史上最高のF1ドライバーを選ぶとしたらアラン・プロストであるとの考えを示した。

 これまで大勢のドライバーを見てきた、現在85歳のエクレストンが、F1史上ベストドライバーは誰だと思うかという質問に対し「難しいが、長年見てきたなかで選ぶとすれば、プロストだろう」と答えたとスペインのMARCAが伝えた。

「プロストは(ミハエル・)シューマッハーや(アイルトン・)セナより優れていた。ミハエルはチームやチームメイトから助けを得ていたし、セナにも一時そういう時期があった。だがプロストはそういった特別扱いは一切受けなかった。彼には常に戦わなければならないライバルがいた。同じチームの中にだ」

 最も完成したドライバーはプロストだと言うエクレストンだが、自分が一番好きなドライバーはヨッヘン・リントだと明かした。
「彼とはとても親しかった。仲間であり、友人といってもいいぐらいだった」
「一番好きなドライバーは彼だ。だが、史上ベストとはいえない。それはプロストだ」

 プロストは1985年、1986年、1989年、1993年の4回タイトルを獲得、51勝を挙げた。リントがタイトルを獲得したのは1970年の1回。この年のシーズン途中に事故で死亡したが、ポイントリーダーの座を奪われないままシーズンが終了、タイトルを与えられた。