レプソル・ホンダのマルク・マルケスとダニ・ペドロサが、今週火曜日にイタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで2017年型エンジンのテストを行った。
ホンダはサンマリノGP後の翌日にテストを予定していたが、日曜夜から振った雨の影響を嫌い、マルケスとペドロサの予定に空きがあったことから、テストの日程を1日延期した。
今シーズン、ホンダはマルケスとペドロサの希望を叶えるべく、エンジンのクランクシャフトの回転を逆にするという変更を加えた。しかし、この変更が今シーズン苦戦を強いられる原因となっている。
サンマリノGPで今季初優勝したペドロサも、ホンダのエンジンに対する懸命な作業に賛辞を送っているが、この好調を支えているのは新しいパーツではなく、従来型スペックのパーツによるものだと語っている。
今回ホンダが持ち込んだ新エンジンは開発初期段階のもので、マルケスとペドロサのふたりがテスト。ホンダはテストの進捗は良好だと述べている。