ザウバーF1チームが、フェラーリやハースに所属した経験を持つストラテジストを起用することを発表した。
26歳イギリス出身のルース・バスクームが、マレーシアGPからザウバーのストラテジー・エンジニアとしての仕事を開始することが決定した。
バスクームはフェラーリでシミュレーション開発エンジニアを経てファクトリー勤務のレースストラテジストに就任。昨年11月にハースに加入し、グランプリの現場で戦略面を担当してきたが、ファクトリー勤務となった後、6月にチームを離脱していた。
新オーナーを得たザウバーは、体制立て直しのため、現在人員増強を図っており、トロロッソでマックス・フェルスタッペンのレースエンジニアを務めたセビ・プホラルをヘッド・オブ・トラックエンジニアリングの役職に就け、ヘッド・オブ・エアロダイナミクスとして、ニコラス・エネル・デ・ボープレを迎えている。
チームは今、シーズン初めから空席になっているテクニカルディレクターとしての人材探しを行っている。