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C・マリガン、M・ストリープ共演作、邦題&新ポスターが明らかに 『未来を花束にして』公開決定

2016年09月13日 17:31  リアルサウンド

リアルサウンド

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 キャリー・マリガン出演作『Suffragette(原題)』が、邦題『未来を花束にして』として2017年1月下旬から劇場公開されることが決定し、あわせてポスタービジュアルも公開された。


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 本作は、女性参政権が成立していない時代を変えたいと思う女性たちの願いが、大きなムーブメントとなり社会に変化をもたらしていった、実話に基づくヒューマン・ドラマ。1912年、夫と息子の3人でロンドンに暮らすモード・ワッツは、"サフラジェット"(女性参政権運動)である友人の代わりで公聴会に参加し、そこでいままでの生き方に初めて疑問を持つ。そんな彼女が、様々な困難に立ち向かいながらも、女性の権利を主張していく様子を描く。


 主人公のモード・ワッツを『17歳の肖像』のキャリー・マリガン、モードの夫を『007 スペクター』のベン・ウィショー、女性社会政治同盟のリーダーであるエメリン・パンクハーストをメリル・ストリープがそれぞれ演じている。また、脚本は、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』のアビ・モーガンが手掛けている。


 サラ・ガヴロン監督は、「(原題の)"Suffragette=サフラジェット"という語彙は、女性の参政権を求める活動家の蔑称としてイギリスのマスコミが作り出したもの。やがてその呼び名が女性運動を指す言葉として定着した。こんな驚異的でパワフルな物語を、今までどうして誰も映画化しなかったのか、不思議だった」とコメントを寄せている。(リアルサウンド編集部)