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AI、『コウノトリ大作戦!』吹替版主題歌担当に 「赤ちゃんが生まれた時の感情を歌ってます」

2016年09月13日 06:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

 『モンスターズ・インク』『トイ・ストーリー』のアニメーターを務めたダグ・スウィートランドの監督作『コウノトリ大作戦!』の日本語吹き替え版主題歌を、AIが担当することが決定した。


参考:サエキけんぞうの『君の名は。』評:アニメだから表現できた、人物と都市描写の“快感”


 本作は、”コウノトリが赤ちゃんを運んでくる”という寓話をもとに描かれるアニメーション映画。“コウノトリ宅配便社”は、小包の配達を仕事としており、昔起きた大事件が原因で、赤ちゃんの配達を厳しく禁止していた。そんな中、とある手違いから、エース配達員のジュニアは会社に内緒で赤ちゃんを人間に届けようと決意するが――。監督は、『ファインディング・ニモ』のダグ・スウィートランドと『ネイバーズ』のニコラス・ストーラーの二人体制。また、日本語吹替版の声優をお笑い芸人・アンジャッシュのふたりが務める。


 このたび、本作の日本語吹替版に決まったAIの「HEIWA」は、2015年8月28日に3150グラムの元気な女の子「平和ちゃん」を出産した彼女を祝い、海外のプロデューサーがAIへプレゼントした楽曲。主題歌となった背景について、AIとワーナーブラザーズの担当者よりコメントが寄せられた。


■AI(日本語吹替版主題歌)コメント
この曲が「コウノトリ大作戦!」の主題歌になったことは運命だと思ってます。
本当にぴったりすぎて嬉しい!!
この曲は私にとってすっごく大切な曲で自分の曲の中でも歌ってて一番泣けてくる曲かもしれません。
本当に自分の赤ちゃんが生まれた時の感情をそのまんま歌ってます。
子供への想いがいっぱい詰まった曲です。
是非、映画とともに想いを込めまくったこの曲も聴いてくださいね!!


■「HEIWA」の起用理由(ワーナー・ブラザース映画)
 本作は子供たちに楽しんでもらえるコミカルな要素が満載ですが、様々な「家族愛」の形を伝えてくれる映画でもあります。「HEIWA」には、その制作された背景を含め、この映画のために生まれた作品かと思うほど、運命的な出会いを感じました。弊社としては異例の日本版主題歌で、映画本編のラストシーンからAIさんの歌声を乗せています。子供たちへの想いがいっぱい詰まった「HEIWA」に、この作品の最後のストーリーを飾って頂けて、本当に光栄です。(リアルサウンド編集部)