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パワー&トルクに燃費も向上した「BMW M140i/M240iクーペ」登場

2016年09月12日 22:11  AUTOSPORT web

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BMW M140i(エム・イチ・ヨン・マル・アイ)
新しいクリーンディーゼルや1.5リッターのモジュラー3気筒の搭載など、数多くの改良を経験してきたBMWの現行1シリーズに、"M"の称号を関したトップモデルにも最新のエンジンが搭載された。

 今回、同じプラットフォームを使用する2シリーズクーペとともに、BMW流のマイナーチェンジ、「ライフ・サイクル・インパルス(LCI)」の一環として更新された『BMW M140i(エム・イチ・ヨン・マル・アイ)/BMW M240i クーペ(エム・ニー・ヨン・マル・アイ)』は、高性能モデルを開発するBMW M社によるスポーティなチューニングを施すとともに、エモーショナルな専用デザインを採用したモデルとなっている。

 両モデルに搭載されるのは、昨年3シリーズにも搭載され高い評価を受けている最新世代の3リッター"ストレート6"ツインターボで、無段階可変吸排気のダブルVANOSを筆頭に、高精度の直噴システムを組み合わせ、従来モデルに比べて最高出力を10kW(14ps)、最大トルクを50Nm(5.1kgm)向上させ、それぞれ250kW(340ps)、500Nm(51.0kgm)を発揮する新世代エンジンとなる。

 この換装により、0-100km/h加速はM3やM4に匹敵する4.6秒という超高性能ぶりを発揮しながら、8速AT車のJC08モード燃費では従来比10パーセント向上の13.4km/リッターとしている。

 とくに2シリーズクーペには6速MTも設定されており、BMW製のコンパクトな高性能FRスポーツクーペを望むドライバーには、最適なバランスを誇るモデルと言えるだろう。

 両車は9月1日より発売が開始されており、M140iはATのみの設定で578万円。M240iクーペは、6速MTが613万円、8速ATが627万円と、従来モデル同等のプライスに据え置かれた。

BMW カスタマー・インタラクション・センター:フリーダイヤル 0120-269-437
BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp