フォース・インディアは、チームがセルジオ・ペレスを支援するカルロス・スリムに買収される可能性があるといううわさを否定した。また、ペレスは来年残留する見込みであるとの発言も行っている。
ペレスが所属するフォース・インディアのチームオーナー、ビジェイ・マリヤは訴訟問題を抱えており、メキシコの富豪であるスリムがチームを取得するのではないかという報道が、先週、メキシコメディアにおいてなされた。
しかし、チーム副代表のボブ・ファーンリーがこれを否定したと、F1ジャーナリストのジェイムズ・アレンが伝えた。ファーンリーは、報道には何の根拠もなく、チーム売却に関する話し合いも行われていないと述べたということだ。
さらにファーンリーは、ペレスは来年残留するかと聞かれ、そう確信していると答えている。
ドイツのAuto Motor und Sportは、チームのCOOオットマー・サフナウアーが「(ペレスとの)新契約を交わした。彼は来年も我々のもとに残る」と発言したと伝えた。
ペレスは来年に関してルノーやウイリアムズと交渉していたといわれているが、2018年にフェラーリに移籍するという目標を考慮し、フォース・インディアにあと1年残留することが最善の選択肢であるとの結論に至ったのではないかと推測されている。