Moto3 レポート Moto3クラスも、厳しい戦いとなりました。PPを獲得したブラッド・ビンダー(KTM)から1秒差に18台という大接戦となり、今季最も厳しい戦いが予想されています。その中でHonda勢は、大会2連覇を目指すエネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Moto3)が2番手につけました。初日のフリー走行をトップタイムで終えたとき、最大のライバルにビンダー(KTM)の名前を挙げていましたが、2日目の予選では、その通りの結果になりました。決勝では地元ファンの声援に応え、大会2連覇と今季初優勝を目指します。
4番手にはヤコブ・コーンフェール(Drive M7 SIC Racing Team)がつけ、今季初表彰台を狙います。5番手には総合2位につけるホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)で、転倒リタイアに終わった前戦イギリスGPの雪辱に挑みます。
ルーキーのアーロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)が6番手、尾野弘樹(Honda Team Asia)が今季ベストの8番手につけて、共に初表彰台を狙います。10番手にはホームグランプリに闘志を燃やすファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Gresini Racing Moto3)で、今季4度目の表彰台と初優勝を目指します。