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トム・ハンクス、『ハドソン川の奇跡』にコメント 「甚大な飛行機墜落事故になるところだった」

2016年09月11日 12:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『ハドソン川の奇跡』(c)2016 Warner Bros. All Rights Reserved

 9月24日公開『ハドソン川の奇跡』より、9・11アメリカ同時多発テロ事件から15年目となる本日、主役のサリー機長を演じるトム・ハンクスよりコメントが寄せられた。


参考:イーストウッド最新作『ハドソン川の奇跡』、航空機不時着の瞬間をとらえた最新映像公開


 本作はマンハッタン上空で起きた2009年の航空機事故を題材に、クリント・イーストウッド監督がトム・ハンクスを主演に迎えて描く人間ドラマ。機長の手記を基に、制御不能となった飛行機をハドソン川に不時着させ、乗客全員の命を救った奇跡の生還劇を描く。ほか、キャストにはアーロン・エッカート、ローラ・リニーらが名を連ねる。


 本日はアメリカ同時多発テロが起きた9月11日。航空機を使った史上最大のテロ事件である9・11は、ハイジャックされた航空機がワールドトレードセンターに向かって突っ込み、その様子は世界中で報道され、ニューヨーク市民だけでなく世界に衝撃を与えた。


 主演を務めたトム・ハンクスは、9.11のような航空機テロについて「アメリカをはじめ他の国であまりにも何度も起きている。もうアメリカがそういうことを経験するのは見たくない。そういう映像に見慣れてしまった。爆弾? 爆発? 一体何が起きたんだ?とね」と言及。続けて「(映画のモデルとなった航空機事故は)人々が不安に思っていた正反対のことが起きたんだ。もしハドソン川に不時着していなければ、また何万人という人々を殺すことになるニューヨーク市の甚大な飛行機墜落事故になるところだったんだ」と語った。(リアルサウンド編集部)