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ウイリアムズ、フェラーリからライコネン&アロンソの元担当エンジニアを獲得

2016年09月10日 17:01  AUTOSPORT web

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かつてライコネンのレースエンジニアを務めていたアントニオ・スパニョーロ(右)
ウイリアムズF1チームが、テクニカルチーム強化の一環として、フェラーリから著名なエンジニアを引き抜くことに成功した。

 フェラーリでタイヤ・パフォーマンス・グループを率いていたアントニオ・スパニョーロが、ライバルの分析とパフォーマンス・コンセプトを担当するチームのリーダーとして、ウイリアムズのオペレーションズグループに加わったのだ。スパニョーロは11年間にわたりフェラーリに在籍、その間に多くの役職を務めてきたが、よく知られているのは、かつてキミ・ライコネンとフェルナンド・アロンソのレースエンジニアだったことだ。

 ウイリアムズによると、スパニョーロは「ライバルチームの長所の理解と、リソースを優先的に振り向ける必要があるパフォーマンス領域の決定」に専念するという。また、チームは彼がフェラーリで蓄積してきたピレリ・タイヤに関する経験も活用したいと考えているようだ。

 チーフテクニカルオフィサーのパット・シモンズは、次のように述べた。

「ウイリアムズは、2014年以来の好調さを引き続き維持したいと考えており、新たなメンバーを迎えることにより、さらに強いチームになりたいと望んでいる」

「私たちは絶えずパフォーマンスとトラックサイド・オペレーションの改善を目指している。アントニオは、このプロセスに貴重な貢献をしてくれるだろう。チームとして、私たちはコース上での野心的な目標を達成し、今季だけではなく来年以降もコンストラクターズ選手権で上位を確保するために全力を尽くすつもりだ」